残業が多いと精神的な負担に

心の疲労

身体以上に精神的ダメージが大きい

長時間残業が常態化しているIT業界ですが、当然のように長時間拘束されて仕事するわけで身体への負担は間違いなく大きくなります。
終電で帰り翌日通常の出勤で、睡眠時間が3時間しかとれない、のような生活をしていたら当然身体が保たなくなります。

しかしそれ以上に怖いのが、自覚症状が無いまま浸食されていく精神的な疲労。
正確には脳の疲労が大きいのですが、過度のストレスが蓄積したり、仕事の事ばかりで脳を酷使していくと、うつや適応障害などを引き起こす事になります。

適度なオンオフ

正しい仕事の仕方を知っている管理者であれば、仕事とプライベートを両立させることで効率を良くすることを知っています。
しかし、体育会系軍隊系の人間は根性論や脳筋なやり方で仕事を気合いと勢いで進めようとして、効率が悪くなるどころか身心共に破壊されてしまう人を生み出してしまいます。

これは私が医者に言われたことですが、人間は仕事以外のこと、例えば音楽を聴く、映画を観る、散歩をする、のような仕事と離れた事で脳を使うことで積極的に仕事で使う脳の部分を休めることが出来るそうです。
逆に言えば四六時中休みも無く仕事をさせられるような環境であると、仕事で使う脳を休めることが出来ず、仕舞いには脳がオーバーヒートしてしまうことになります。
適切に仕事とプライベートを切り分けることが大切です。

必要な時間の喪失

勉強の時間がとれない

毎日遅くまで残業をさせられながら、勉強する時間は作り出すものだ、何て無責任極まりない事を言う人もいるが、勉強言っても試験勉強をするだけが勉強では無いはずです。
新しい技術への関心、世の中の動き、新しい事への発想、クリエイティブな要素を得るための機会も勉強であり、これらは時間的に精神的にも余裕がある時で無ければ着手しづらいものであると思います。

つまりその機会が得られないというイコール会社としては目の前の技術だけで労働する駒が必要で、その人間のその後のキャリアには興味がないとも取れるわけです。
極論会社がその人のことをどれだけ思っていると口で言っていても、自分を守れるのは自分だけなので、状況が変えられないのであれば環境を変えるしかない事になります。

プライベートな時間の確保

よくいる仕事大好き人間ですが、個人でそのような人間は好きにさせておけば良いですが、上司になった途端にその組織には地獄が訪れます。
早く帰りたい人も帰れない状況となり、残業も含まれてスケジュールされることが常態化します。
仮に定時内に作業が終わっても、作業を倍にされて帰れなくなった事もありました。
私はプライベートの時間を確保したい人間なので、仕事に時間を潰されるのがストレスで仕方なく感じます。
身体も心も休める時間を奪い、仕事で無理をさせるようなやり方は今後も過労死を生み出す原因となりますし、先進国の中でも最下位近くまで落ち込んでいる生産性の低さすら是正することも出来なくなります。

政府には法律の整備をしっかりとして、労働環境を守れない企業には厳罰を設けるようにすべきですが、それまでの間は労働者がブラックな環境の鎖に捕まらないように気をつけるしかなく、歯がゆいところです。